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大切にしたい「HAZUSEらしさ」について

以前、ご縁があって、とあるパチンコ・パチスロ特集の取材に立ち会わせていただく機会がありました。

 

パチンコ・パチスロ攻略誌ではなく情報誌系の誌面だったため、世間の多くの話題や娯楽コンテンツの中の1つとして、
「パチンコ・パチスロ」というコンテンツを見つめることができた珍しい機会だったため、とても印象に残っています。

 

そして、その完成した見本誌を頂いて読んだとき、一番感じたのが「紙媒体制作の一部を垣間見た」という感動と、ものすごい「緊張感」でした。

 

一度発行してしまえば、購入者が手放さない限り半永久的に残るのが紙媒体。
間違いが許されない、それであって売れる・目を惹く内容でなければならない、ということが大前提というのは、考えれば皆わかることだと思います。
それでも普段、購入し読む側でしかない自分の中では、雑誌を見て読んで、意識することではなかったのです。

 

これは、紙媒体を制作するための、その現場に立ち会って、見本誌を読んだ時に初めて感じた思ったことでした。

 

弊社の運営する「HAZUSE」も情報を発信する「WEB媒体(メディア)」というカテゴリにあたります。

 

しかし、同じ「媒体」であっても、常に新刊を発行し続ける紙媒体とは異なり、一部ブログコンテンツを除いて、
基本的には黒板やホワイトボードのように、メインページで告知や掲載内容の更新を行い情報発信をしているため、紙媒体のような緊張感は少し欠けやすいのかもしれません。
WEBの性質で、新しい本を買わなくても、新しい情報が手に入るという良き部分でもあり、手元に残せないという不便を感じる部分でもありますね。

 

それでも、「HAZUSEで見た」情報や内容が、長く人の心に留まるかもしれない、そうであって欲しいと思いながら、緊張感を持って望みたいと考える、良いキッカケとなった出来事でした。

 

質よりも速度や一瞬の話題性が重視される傾向にあるインターネットの世界。

 

例えば、もう何年も前の話ですが、友人に「ツイッターは使える」とオススメされて登録しました。
紹介された時に教わったのは、「◯◯線」と打つと、どうしてこんなに混んでいるのか、どれくらい遅延しているのか、その現場に居る人が投稿している内容を参考にすることができる、というものでした。
検索してみていくと、自分で判断し参考に出来る位の情報が集まっていて、ソーシャルネットの性質・特性をとても便利に利用できるサービスだなと思いましたが、
それでも、時には誤情報があったり、大きく広められてしまって多くの人が困惑したりすることがありますよね。
災害時に面白半分で投稿したであろう投稿が原因で、偽計業務妨害の疑いで逮捕された方のニュースを見た時、インターネットが身近になりすぎていること、インターネット利用意識の低下が心配になったりもしました。

 

そんな中、パチンコ・パチスロに特化した情報発信・情報交換サイトという、限定したコミュニティであるにも関わらず、10年を超える老舗サイトとなった「HAZUSE」。
「HAZUSEらしさ」があったからこそ、そしてそれを皆様やユーザー様が支えてくださったからこそ、こうして長く愛されるサイトになれたのだと思っています。

 

こうまとめるのは簡単ですが、ではこの「HAZUSEらしさ」って、なんでしょう。
今まで、そう考えると、なかなかスムーズに出てこなかったのですけれど、少し目線を変えて、弊社の業務に対する姿勢や、取り組みを振り返ってみると、そのどれもが「HAZUSEらしい」内容である要素であったのだと思い至りました。

 

例えば、世間では新しい機種、新しい話題ばかりが大きく取り上げられる傾向の中、設置が少なくても、ゲームセンターにしかない機種であっても、たった1件のご要望を受けただけでも、その機種情報を掲載し更新していきます。
例えば、店舗で実施する配信企画では、使用する機材は、ケーブル1本にも管理番号を割り当て、その日限りの配信セッティングであっても、事前にテストを行い、丁寧にセッティングを行なって万全の体制で配信を行なっています。
例えば、新潟本社、東京の編集部、関西支部と離れた事業所同士であっても、大事な打合せがあればSkypeのボタンひとつですぐに、顔を合わせて全社会議が行える体制で業務を行なっています。

 

「丁寧に、確実に」、物事へ向き合うスタイル。

WEB媒体として、「HAZUSEらしく」質も速度も話題性も取り込んだコンテンツを生み出すことができる環境であるんですよね。
こうして思う・考える「HAZUSEらしさ」は、これからどんなにコンテンツが進化しても、便利になっても、大事にしながら、業務に取り組んで参ります。

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