ハズセ編集部は、パチンコ・パチスロを通じてエンターテインメントを提供しています。
その中で自分が心掛けていることの中に、「自分自身が楽しめるものにする」という気持ちが常にあります。

何かを提供して、誰かを楽しませるということは簡単ではありません。
自分自身は楽しいと思っていても、本当にそう思ってもらえるのか。
葛藤することは多々ありますが、それでもやるなら胸を張って提供していきたい。

常にアンテナは高く張って、パチンコ・パチスロ以外のエンターテインメントや流行もチェックし、この分野で活かせそうなら取り入れていく。

そんな中、2017年に自分自身でも初めての経験をしてきました。
キッカケは社長のがろさんとジパング店長の黄金太郎先生に触発されたことでした。

その経験とは海外旅行です。
「まだ日本でも行ったことのない土地が多いのに…」という壁を勝手に作っていたのか、若干の興味はあっても行動までには移せなかったのですが、あまりにも猛プッシュされたので意を決して踏み切ってみたのです。

とは言え、初の海外旅行。
いきなり一人旅は心許ないのも事実。

そんな時に頼りになるのは、その場に居合わせた弊社のマスタ～とジパングの黄金二郎(仮)。
その場で大まかな日程を決め、自分達に至っては社内報告で海外旅行へ行くと発言して退路を断ち、後に引けない状況も作りました。

行き先は親日で有名な台湾。
初の海外旅行ならある程度治安も良く、多少なりとも日本語が通じるかもしれないだろうというのが決め手です。

まぁ、既に日本では遊技不可能な4号機パチスロを合法的に打てるからというのも大きな後押しになったことは否定しません。

結論から言うと、海外旅行を経験して非常に良かったです。
仲の良い仲間と行ったので気兼ねなく過ごせたというのもありますが、自分の見たことのない世界を経験するということが、こんなにも刺激的だとは思っていませんでした。

空気が違う。
食事が違う。
文化が違う。

何もかもが新鮮で、間違いなく一生の思い出になるだろう経験でした。

海外へ行くと人生観が変わると良く聞きます。
自分自身がそこまで大きな影響を受けたのかは分かりませんが、物事に対する考え方は少し変わったような気がします。

何より感化されたのは、ひたすらにストイックな姿勢。
とにかく自分を売り込むことに必死であり、精一杯日々を生きていると感じさせるほどのエネルギーでした。

とにかく貪欲に前へ前へと向かう姿勢は、今の自分がどこかに忘れてしまったものだったのかもしれません。

斜に構えた姿勢では誰も見てくれません。
何とかなるだろうという気持ちでは誰も応えてくれません。

何かに必死でがむしゃらに行動するということ。
それだけで自分が感化されたよう、他の誰かにも影響を与えられるかもしれない。

そんな当たり前のことを改めて痛感させられた、最高の初海外旅行となりました。

何か企画を考えたら恐れずに前へ。
最初に自分自身が必死にならない限り、他の誰かは動かせない。

エンターテインメントに携わる人間として、見たことのない世界を経験するというのがどれだけ大切なことかを実感しました。

どこかでまた迷った時は、思い切って海外へ飛び出してみようと思います。

※アイキャッチの画像は、諸説ありますが「千と千尋の神隠し」のモデルになったと言われている、九份(きゅうふん)で撮影したもの。
自分の思い出です。