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6.182017
遊技を楽しみ、そして感じるという話
以前、パチンコ・スロットの「音」に関する記事がUPされたかと思います。
機種情報担当の某変態チックな編集部員の記事なのですが、僕は妙に納得してしまいました。
確かに音、いわゆる「聴覚」というのは人間の五感の中で最も直接的に情報が入ってくる感覚機能と言われています。
何故なら、自分が意識していない場面でも「音」という情報は常に入ってくるからである。
例えば、僕がジャグラーを打っていて、ボーナスが当選したとしよう。
「ガコッ」
日常生活の中であれば何気もない音であるのに、この一瞬だけはまるで有名人になったのかと錯覚してしまうくらい、周りの遊技者全員の視線が自分の台に一斉集中する。
これって全員がその音を認識しているからこその反応なんですよね。
激熱演出の「音」、大当りの「音」、上乗せの「音」、フリーズの「音」。
様々な音があり、各々が意識していなくても認識してしまっている。
故に気持ちが高揚するのが必然的に「音」であることは紛れもない事実と言える。
だが、僕はこれに異論を呈したい。
確かに「音」はキモチイイを表現するのに欠かせないモノの1つではあるが、より重要なのは間違いなく「光」、いわゆる「視覚」だと思うのです。
パチンコ・パチスロ台で期待度を表すバロメーターとして使われている色。
保留が赤に変わる瞬間、赤カットインが出た瞬間。
心の中で「キター!」と叫んでしまったことはありませんか?
レインボーなどのプレミアが出たらつい写真を撮ってしまうことありませんか?
見た目の迫力、インパクト。
この瞬間こそが、まさに至福のひとときであると思うのです。
勿論、視覚を刺激する演出は派手なモノばかりではないですよ。
例えば、僕がこの世で一番好きな演出、パネル消灯。
レバーオンと同時に光が消えるパネル。
ウェイトが解除され、リールが回り始め、演出が発生する。
その間、実に4.1秒。
この瞬間、あらゆる脳内麻薬が駆け回る。
言葉で表現するのであれば、「インパルス走るっ!永久記憶不滅っ!」
この演出を最初に考えた方は天才だと思うのです。
リールや液晶といった、いつも目を向けている場所ではない「死角」から飛び込んでくる違和感。
死角が故に、気付く事すらないまま終わることだってあるでしょう。
しかし、そこに気付いてしまったら最後。
その違和感が快感へ、中毒へと変化していくのである。
その魅力に取り憑かれた僕は、遊技中にパネルを見てばかりです。
このように視覚から飛び込んでくる情報というのは、記憶にも記録にも残ることが圧倒的に多いのですよ。
「聴覚」に「視覚」。
あなたは普段、どんな姿勢で遊技していますか?
パチンコ・スロットを心から楽しんで遊技していますか?
スマートフォン片手に作業的な遊技をしていませんか?
ちょっぴりでいいんです。
いつも以上に台の変化に気をかけて遊技してみてはいかがでしょうか。
今日も筐体をあらゆる場面から見回し、一回転一回転を噛み締めながら遊技に励みたいと思います。